記事一覧

◎ 夏と花火と私の死体  乙一

JUMP j BOOKS(1996/10)九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作。第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受...

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○ 天空の舟 小説 伊尹伝  宮城谷昌光

 海越出版社 (1990/7/27)商の湯王を輔け、夏王朝から商王朝への革命を成功にみちびいた稀代の名宰相伊尹の生涯と、古代中国の歴史の流れを生き生きと描いた長篇小説。桑の木のおかげで水死をまぬがれた〈奇蹟の孤児〉伊尹は、有莘氏の料理人となり、不思議な能力を発揮、夏王桀の挙兵で危殆に瀕した有莘氏を救うため乾坤一擲の奇策を講じる。夏王桀に妹嬉をささげることでの有莘氏の危機を救った伊尹は、桀のライバルとして台...

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☆ 孟嘗君 1~5  宮城谷昌光

 講談社  1.2 (1995/9/20)、3 (1995/10/17)、4 (1995/11/2)、5 (1995/11/24)➀1本の槐(えんじゅ)の樹からすべては始まり、函谷関(かんこくかん)に至る!青年風洪の光と夢に祝された華麗なる物語世界。青欄はこの月のはじめに男子を産んだ。そのとき田嬰は不在であり、10日ほどして帰ってくると、わが子の誕生を大いに喜び、青欄をねぎらい、この男子に文という名をあたえた。ところが数日後に、荒々しい足どりで青欄...

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○ 死神の精度  伊坂幸太郎

 文藝春秋 (2005/6/28)1、CDショップに入りびたり、 2、苗字が町や市の名前であり、 3、受け答えが微妙にずれていて、 4、素手で他人に触ろうとしない。 ――そんな人物が身近に現れたら、それは死神かもしれません。1週間の調査ののち、その人間の死に〈可〉の判断をくだせば、翌8日目には死が実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う6つの人生。 日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した表題作ほか、「死神と藤田...

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△ 玉人  宮城谷昌光

 新潮社 (1996/7)女あり、玉のごとし―その女人は、滑らかな手触りのいにしえの玉の燭台が乗り移ったかのような肌体の、穏やかで艶のある人妻だった。男は何年待っても、その女人を妻にしたいと願ったが…人を愛することの至上の喜びと、別離の悲しみを描く表題作。ほかに、女の真の美しさをひきだし、いつくしむ天与の指をもつ男の生涯を描いた作品など、はかなくせつなく幻想的な六篇の恋物語。女性にまつわる短編6編ミステ...

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◎ チルドレン  伊坂幸太郎

講談社 (2004/5/21)こういう奇跡もあるんじゃないか?まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。 吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作!短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。=伊坂幸太郎=短編のようでどこか繫がっています  その繫がり方がい...

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〇 ふたりで泊まるほんものの宿  宮城谷昌光 聖枝

 新潮社 (2004/02)良い宿を選ぶときは、人に聞くか、ガイド本を見るのが普通である。しかし、人が絶賛した宿に失望することは多い。きれいな写真と受け売りの紹介文だけのガイド本はほとんど幻想の書といってよい。ほんものの宿とはなにか、という問いを常にもち続けてきた夫妻が奨める宿、8軒。その最高のサービスと心地よさを語るほか、現在の旅館の問題点や時刻表による旅館判別法などを収めた、本当の宿好きにとって福音...

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◎ アムリタ 上下  吉本ばなな

吉本ばなな吉本ばななさんはあとがきで “とても自分で書いたとは思えないくらい恥かしい出来” “もう出版したくないとだだをこねた” と書かれていましたが 私は彼女の作品の中でも かなり好きな一冊でした 技術的なことはわからないけれど この作品には不思議なキラメキがあるような気がします 例えて言うなら 高校野球! プロみたいな技術も身体もないけれど プロ野球にはない ひたむきさや純粋さが詰まってる・・・ 変な...

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☆ 楽毅 1~4  宮城谷昌光

 新潮社  1.2(1997/09)、3 (1998/10)、4 (1999/10)➀ときは古代中国の戦国期。諸子百家の気風に魅せられ、身分をいつわり、斉の都に学んだ中山国宰相の嫡子・楽毅。故国にもどった彼を待ち受けていたのは、大国趙による侵略だった。愚昧な君主に導かれ、存亡の危機に瀕する中山国。才知と矜持をかけ若き楽毅は故国の救済を模索し、理想の己の在り方を追求する―。②故国中山は自分にとって、小さすぎるのか―。楽毅の憂色は...

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○ イン・ザ・プール  奥田英朗

文藝春秋 (2002/5/14)どっちが患者なのか? トンデモ精神科医伊良部の元を訪れた悩める者たちはその稚気に驚き、呆れ…。水泳中毒、ケータイ中毒、ヘンなビョーキの人々を描いた連作短篇集。神経科医のお話というんで もっとシリアスなものを想像していたら・・・笑えました(='m') とんでもないお医者さんなんだけど でも そのとんでもなさの中に何かがキラリと光るんですよね~ こんな変な主人公に出会ったのは初めてです(笑)...

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○ 五郎治殿御始末  浅田次郎

命を賭して幕末をくぐり抜けた武士達が 維新後の新時代を向かえ 武士の時代にどんな始末をつけたのか・・・ 短編6編 どれも心に残るいいお話だと思うのだが 命を掛けて得た新時代がこれなのか?と思うとやりきれなくて むなしさのあまりの○です(ノ_・。)...

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Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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