記事一覧

○ 魔王  伊坂幸太郎

講談社 (2005/10/20)未来にあるのは、青空なのか、荒野なのか。世の中の流れに立ち向かおうとした、兄弟の物語。政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし摑みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する。ひたひたと忍び寄る不穏と、青空を見上げる清々しさが共存する、圧倒...

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◎ モダンタイムス  伊坂幸太郎

講談社 (2008/10/15)検索から、監視が始まる。漫画週刊誌「モーニング」で連載された伊坂作品 最長1200枚岡本猛はいきなり現われ脅す。「勇気はあるか?」五反田正臣は警告する。「見て見ぬふりも勇気だ」渡辺拓海は言う。「勇気は実家に忘れてきました」大石倉之助は訝る。「ちょっと異常な気がします」井坂好太郎は嘯く。「人生は要約できねえんだよ」渡辺佳代子は怒る。「善悪なんて、見る角度次第」永嶋丈は語る。「本当の英雄...

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○ 伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし  伊坂幸太郎, 斉藤和義

講談社 (2007/10/11)文学×音楽。いま注目のふたりが語りあう!ミュージシャン・斉藤和義と作家・伊坂幸太郎。お互いにリスペクトしあう異業種のふたりが、初めて語った“恋”にまつわる対談。おたがいの作品解説も収録。伊坂幸太郎の「アイネクライネ/ライトヘビー」という短編を原案に 斉藤和義が「ベリーベリーストロング~アイネクライネ~」という曲を制作 と言う形で競作した二人の対談とそれぞれの経歴など ・・・ファンだとか...

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☆ 砂漠  伊坂幸太郎

実業之日本社(2005.12.15)入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく―。「砂漠に雪を降らせる・・・」 そんな言葉で表せるようなかっこいい事は出来ないかもしれないけれど でもその言葉に象徴される思いはいつまでも持ち続けたい 鳥瞰型と鳥井に指摘された主人公...

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◎ 陽気なギャングが地球を回す  伊坂幸太郎

祥伝社(2003.1)嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。伊坂さんの本って すごく非現実的なんだけれどなんかすっと馴...

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◎ 重力ピエロ  伊坂幸太郎

新潮社 (2003/4/1) 半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。春は、私の母親がレイプされたときに身ごもった子である。ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱う私の勤め先が、何者かに放火される。町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、現場近くに、スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。連続放火事件と謎の落書き、レイプという憎むべき犯罪を肯定しなければ...

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◎ オーデュボンの祈り  伊坂幸太郎

新潮社 (2003/11/28)コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島"には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?やっぱり 伊坂さんの作品...

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○ 死神の精度  伊坂幸太郎

 文藝春秋 (2005/6/28)1、CDショップに入りびたり、 2、苗字が町や市の名前であり、 3、受け答えが微妙にずれていて、 4、素手で他人に触ろうとしない。 ――そんな人物が身近に現れたら、それは死神かもしれません。1週間の調査ののち、その人間の死に〈可〉の判断をくだせば、翌8日目には死が実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う6つの人生。 日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した表題作ほか、「死神と藤田...

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◎ チルドレン  伊坂幸太郎

講談社 (2004/5/21)こういう奇跡もあるんじゃないか?まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。 吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作!短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。=伊坂幸太郎=短編のようでどこか繫がっています  その繫がり方がい...

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◎ ラッシュライフ  伊坂幸太郎

新潮ミステリー倶楽部(2002.7)泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。バラバラ殺人、...

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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