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朝井 まかて(あさい まかて):読了作品リスト

朝井 まかて(あさい まかて、1959年8月15日 - )は、日本の小説家。女性。大阪府羽曳野市生まれ。甲南女子大学文学部国文学科卒業。ペンネームは沖縄県出身の祖母・新里マカテの名に由来する。広告制作会社でコピーライターとして勤務した後に独立。2006年より大阪文学学校で学ぶ。2008年、『実さえ花さえ』(応募時のタイトルは「実さえ花さえ、その葉さえ」)で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し小説家デビューする。 2013年、...

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◎。雲上雲下 朝井まかて

徳間書店 (2018/2/16)舞台はどこかの深い山中。たっぷり葉の茂った「草どん」と呼ばれる草があり、子狐や山姥から求められて昔話を語りだす。団子地蔵、粒や、亀の身上がり、猫寺……どれもがどこかで聴いたり読んだりした説話に似ているのだが、そんなことが気にならないほど草どんの語りはテンポよく、描写の力で湿気や匂いすら漂わせながら、読む者を子狐や山姥と同じく豊かな過去へと引きこんでいく。草どんの見事な語りに惚れぼ...

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◎ 悪玉伝  朝井まかて

KADOKAWA (2018/7/27)大坂の炭問屋の主・木津屋吉兵衛は、切れ長の目許に高い鼻梁をもつ、三十六の男盛り。学問と風雅を好み、家業はそっちのけで放蕩の日々を過ごしていた。そこへ実の兄の訃報が伝えられる。すぐさま実家の大商家・辰巳屋へ駆けつけて葬儀の手筈を整えるが、事態は相続争いに発展し、奉行所に訴状が出されてしまう。やがて噂は江戸に届き、将軍・徳川吉宗や寺社奉行・大岡越前守忠相の耳に入る一大事に。真っ当に...

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◎。銀の猫  朝井まかて

文藝春秋 (2017/1/25)お咲は、年寄りの介護をする「介抱人」。口入屋「鳩屋」の主人・五郎蔵とお徳夫婦に見守られ、誠心誠意働くお咲は引っぱりだこだが、妾奉公を繰り返してきた母親のだらしなさに振り回され、悩む日々―。そんな時、「誰もが楽になれる介抱指南の書」を作りたいという貸し本屋・佐分郎太から協力をもとめられた。「いっそ、ぎりぎりを攻めるってのはどうですかね、お咲さん」―「いいかも。そのぎりぎり」。長寿の...

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〇。恋歌  朝井まかて

講談社 (2013/8/22)幕末の江戸で熱烈な恋を成就させ、天狗党の一士に嫁いで水戸へ下った中島歌子。だが、尊王攘夷の急先鋒である天狗党は暴走する。内乱の激化にともない、歌子は夫から引き離され、囚われの身となった。樋口一葉の歌の師匠として知られ、明治の世に歌塾「萩の舎」を主宰し一世を風靡した歌子は、何を想い、胸に秘めていたのか。落涙の結末! 第150回 直木三十五賞受賞『中島歌子の生涯』が描かれている思って読ん...

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〇。阿蘭陀西鶴  朝井まかて

講談社 (2014/9/10)江戸前期を代表する作家・井原西鶴。彼の娘おあいは、盲目の身ながら、亡き母に代わり料理も裁縫もこなす。一方、西鶴は、手前勝手でええ格好しぃで自慢たれ。傍迷惑な父親と思っていたおあいだったが、『好色一代男』の朗読を聴いて、父への想いが変わり始める。小説を読む歓びに満ちた、織田作之助賞受賞作。 盲目の娘から見た異端児西鶴の姿 悪くはなかったのだけれど…西鶴を娘の視点から見るというのは面白...

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◎。ちゃんちゃら  朝井まかて

講談社 (2010/9/17)江戸・千駄木町の庭師一家「植辰」で修業中の元浮浪児「ちゃら」。酒好きだが腕も気風もいい親方の辰蔵に仕込まれて、山猫のようだったちゃらも、一人前の職人に育ちつつあった。しかし、一心に作庭に励んでいた一家に、とんでもない厄介事が降りかかる。青空の下、緑の風に吹かれるような、爽快時代小説。 「実さえ花さえ」の植木屋に続き庭師のお話 庭師の仕事を「空仕事」と呼ぶそうで… この小説にぴったり...

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☆ 実さえ花さえ  朝井まかて

講談社 (2008/10/21)花競べ―最も優れた名花名木に与えられる称号・玄妙を目指し、江戸中の花師が育種の技を競い合う三年に一度の“祭”。恩ある人に懇願されて出品した「なずな屋」の新次は、そこでかつて共に修業した理世と再会する。江戸市井の春夏秋冬をいきいきと描く傑作「職人小説」文庫本では『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』に改題されている。小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。 これが本当にデビュー作??っと思わず声を上げ...

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〇 先生のお庭番  朝井まかて

徳間書店 (2012/8/11)舞台は長崎の出島。15歳で修行中の庭師・熊吉はオランダ商館への奉公を命じられた。仕える相手はシーボルト。なんと更地に薬草園を作れという。熊吉はそれでも工夫を重ねて見事な薬草園を仕上げ、シーボルトと妻のお滝の信頼を得てゆく。四季折々の草花に魅入られたシーボルトは、熊吉に日本の自然の豊かさについて説き、どこの国でも同じだと思っていた熊吉は驚かされる。土と草花を通して人のぬくもりを描い...

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◎ すかたん  朝井まかて

講談社 (2012/1/11)江戸の饅頭屋のちゃきちゃき娘だった知里は、江戸詰め藩士だった夫の大坂赴任にともなって、初めて浪速の地を踏んだ。急な病で夫は亡くなり、自活するしかなくなった知里は、ふとしたはずみから、天下の台所・大坂でも有数の青物問屋「河内屋」に住み込み奉公することに。慣れない仕事や東西の習慣の違いに四苦八苦し、厳しいおかみさんから叱責されながらも、浪速の食の豊かさに目覚め、なんとか日々をつないで...

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◎。眩(くらら)  朝井かまて

新潮社 2016.3.22北斎の娘にして「江戸のレンブラント」天才女絵師・葛飾応為の知られざる生涯。あたしはただ、絵を描いていたいだけ。愚かな夫への軽蔑、兄弟子への叶わぬ恋、北斎の名を利用し悪事を重ねる甥――人生にまつわる面倒も、ひとたび絵筆を握ればすべて消え去る。北斎に「美人画では敵わない」と言わせ、西洋の陰影表現を体得し、全身全霊を絵に投じた絵師の生涯を圧倒的リアリティで描き出す、朝井まかて堂々の代表作! ...

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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