◯。職業としての小説家 村上春樹
- 2015/12/23
- 11:38
スイッチパブリッシング 2015.9.10いま、世界が渇望する稀有な作家──村上春樹が考える、すべてのテーマが、ここにある。自伝的なエピソードも豊かに、待望の長編エッセイが、遂に発刊!目次第一回 小説家は寛容な人種なのか第二回 小説家になった頃第三回 文学賞について第四回 オリジナリティーについて第五回 さて、何を書けばいいのか?第六回 時間を味方につける──長編小説を書くこと第七回 どこまでも個人的でフィジカ...
☆ 色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年 村上春樹
- 2014/01/20
- 15:39
文藝春秋 2013年4月多崎つくるは大学2年の夏 高校時代のかけがえのない親友4人から突然絶縁される 理由も告げられず、4人供に背を向けられたつくるはそのショックで翌年まで自殺のふちをさまよった。 彼が心を引かれる女性沙羅は"過去と直面すべき”だと、でないと前には進めないのだと主張する16年ぶりにかつての仲間を訪れるつくる 彼の《巡礼》の旅である村上氏の小説が出版される度に 賛否評論が飛び交うこの...
◎ 1Q84 BOOK3 〈10月-12月〉 村上春樹
- 2011/05/14
- 21:30
新潮社 (2010/4/16)天吾と青豆 1Q84の世界から1984年の世界へ戻って来れたのだろうか?月は一つになったけれど… BOOK3は 「青豆の物語」と、「天吾の物語」に加え、青豆と天吾を調べる牛河を主人公とした「牛河の物語」が加わり 3つの物語が交互に描かれてゆくo(-_-;*) うーん… ここに来て急に動きが鈍くなった特にこれといって進展のないまま一冊が終わってしまった って感じ^^; 終わり方も いかにも...
☆ 1Q84 BOOK2 〈7月-9月〉 村上春樹
- 2011/03/14
- 21:27
新潮社 (2009/5/29)心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない 心から外に出ないものごとは、そこの別の世界を作り上げていく「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だBOOK1がすごくおもしろかったので 心待ちにしていたBOOK2期待通り! 私は好きだなぁ~月が二つ浮かぶ 1Q84年の世界「猫の町」は 彼が失われるべき場所・...
☆ 1Q84 BOOK1 〈4月-6月〉 村上春樹
- 2011/02/21
- 00:37
新潮社 (2009/5/29)7年ぶりの大長編 BOOK1・2「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ スポーツインストラクターであり、暗殺者としての裏の顔を持つ 青豆を主人公にした『青豆の物語』 予備校教師で小説家を志す 天吾を主人公とした『天吾の物語』 が交互に描かれるやっと読みました~BOOK1だけですが^^;おもしろかった!めっちゃ好...
○ 雨天炎天ーギリシャ・トルコ 村上春樹
- 2009/10/03
- 00:35
新潮社; 改版 (1991/7/30) 初出(1990.8.28)「女」と名のつくものはたとえ動物であろうと入れない、ギリシャ正教の聖地アトス。険しい山道にも、厳しい天候にも、粗食にも負けず、アトスの山中を修道院から修道院へひたすら歩くギリシャ編。一転、若葉マークの四駆を駆って、ボスフォラス海峡を抜け、兵隊と羊と埃がいっぱいのトルコ一周の旅へ―。雨に降られ太陽に焙られ埃にまみれつつ、タフでハードな冒険の旅は続く! ギ...
◎ 遠い太鼓 村上春樹
- 2009/10/03
- 00:28
講談社 (1990/6/19)ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきたのだ。ずっと遠くの場所から、ずっと遠くの時間から、その太鼓の音は響いてきた。とても微かに。そしてその音を聞いているうちに、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ。書下ろし長篇エッセイ。 村上春樹が3年間 イタリア、ギリシャの街で暮らした時の事が書かれている 旅行者でもなく かといって向こうで暮らしている...
○ アフターダーク 村上春樹
- 2009/10/03
- 00:12
講談社 (2004/9/7)時計の針が深夜零時を指すほんの少し前、都会にあるファミレスで熱心に本を読んでいる女性がいた。フード付きパーカにブルージーンズという姿の彼女のもとに、ひとりの男性が近づいて声をかける。そして、同じ時刻、ある視線が、もう一人の若い女性をとらえる―。新しい小説世界に向かう、村上春樹の長編。久々の村上春樹作品です 落ち着いた文章なのに不安定で不思議な作風ですよね 理解不能なところも多いけれ...