記事一覧

☆ 散り椿  葉室麟

2012/2/29かつて一刀流道場の四天王の一人と謳われた瓜生新兵衛が、山間の小藩に帰ってきた。十八年前、勘定方だった新兵衛は、上役の不正を訴えたが認められず、藩を追われた。なぜ、今になって帰郷したのか?新兵衛を居候として迎えることになった甥の若き藩士、坂下藤吾は、迷惑なことと眉をひそめる。藤吾もまた、一年前に、勘定方であった父・源之進を切腹により失っていた。おりしも藩主代替わりをめぐり、側用人・榊原采女と...

続きを読む

◎ 嵯峨野花譜  葉室麟

文藝春秋 (2017/7/13)舞台は文政13年(1830年)の京都。年若くして活花の名手と評判の高い少年僧・胤舜(いんしゅん)は、ある理由から父母と別れ、大覚寺で修行に励む。「昔を忘れる花を活けてほしい」「亡くなった弟のような花を」「闇の中で花を活けよ」…次から次へと出される難題に、胤舜は、少年のまっすぐな心で挑んでいく。歴史、能、和歌にまつわる、さまざまな花の姿を追い求め、繊細な感受性を持つ少年僧が、母を想い、父と...

続きを読む

◎。玄鳥さりて  葉室麟

新潮社 (2018/1/22)互いを思いやりながらも、藩政に翻弄される男たちの葛藤と覚悟。富商の娘を娶り、藩内で出世を遂げる三浦圭吾。しかしその陰には彼を慈しみ、遠島を引き受けてまで守ろうとした剣の達人・樋口六郎兵衛の献身があった。十年を経て罪を赦された六郎兵衛は静かな暮しを望むが、親政を目論む藩主の企てにより圭吾に敵対するよう仕立てられていく―。 人の想いの深さを描いた物語 葉室さんらしい優しさで描かれ...

続きを読む

〇 墨龍賦  葉室麟

PHP研究所 (2017/1/25)デビュー前から、海北友松という男を書きたかった――葉室麟。遅咲きの著者による50作目の記念すべき小説は、武人の魂を持ち続けた絵師を描く本作『墨龍賦』。武士の家に生まれながらも寺に入れられ、絵師になった友松だが、若き明智光秀の側近・斎藤内蔵助利三と出会い、友情を育んでいく。そんな折、近江浅井家が織田信長に滅ぼされ、浅井家家臣の海北家も滅亡する。そして本能寺の変―。友松は、海北家再興を...

続きを読む

◎ 蜩の記  葉室麟

 祥伝社 (2011/10/26) 幽閉先での家譜編纂と十年後の切腹を命じられた男。命を区切られた男の気高く凄絶な覚悟を山間の風景の中に謳い上げる感涙の時代 小説第146回(平成23年度下半期)直木賞受賞真っ直ぐに生きる秋谷とその生き方に魅せられた庄三郎 とっても清々しい気持ちになれる一作家族の在り方も素敵だし こういうお話好きだな~^^ただ所々にちょっと物足りない部分があって 好きなだけに余計残念な感じが...

続きを読む

プロフィール

にゃ~ご

Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

管理メニュー

カテゴリ

ブロとも申請フォーム