記事一覧

◎ 長いお別れ  中島京子

文藝春秋 2015.5.27帰り道は忘れても、難読漢字はすらすらわかる。妻の名前を言えなくても、顔を見れば、安心しきった顔をする――。東家の大黒柱、東昇平はかつて区立中学の校長や公立図書館の館長をつとめたが、十年ほど前から認知症を患っている。長年連れ添った妻・曜子とふたり暮らし、娘が三人。孫もいる。“少しずつ記憶をなくして、ゆっくりゆっくり遠ざかって行く”といわれる認知症。ある言葉が予想もつかない別の言葉と入れ...

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◎ かたづの!  中島京子

 集英社 2014.8.26慶長五年(1600年)、角を一本しか持たない羚羊が、八戸南部氏20代当主で ある直政の妻・袮々と出会う。羚羊は彼女に惹かれ、両者は友情を育む。やがて羚 羊は寿命で息を引き取ったものの意識は残り、祢々を手助けする一本の角――南部 の秘宝・片角となる。 平穏な生活を襲った、城主である夫と幼い嫡男の不審死。その影には、叔父である 南部藩主・利直の謀略が絡んでいた――。 東北の地で女性ながら領主...

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◎ 花桃実桃  中島京子

  中央公論新社 2011.243歳シングル女子、まさかの転機に直面す―会社勤めを辞め、茜は大家になった。父の遺産を受け継いだのである。昭和の香り漂うアパート「花桃館」で、へんてこな住人に面くらう日々が始まって…。若くはないが老いてもいない。先行きは見通せずとも、進む方向を選ぶ自由がある。人生の折り返し地点の惑いと諦観を、著者ならではのユーモアに包んで描く長編小説。これ好き! 理屈抜きにいいね~♪この...

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◎ 妻が椎茸だった頃  中島京子

  講談社 2013.11.22オレゴンの片田舎で出会った老婦人が、禁断の愛を語る「リズ・イェセンスカのゆるされざる新鮮な出会い」。暮らしている部屋まで知っている彼に、恋人が出来た。ほろ苦い思いを描いた「ラフレシアナ」。先に逝った妻がレシピ帳に残した言葉が、夫婦の記憶の扉を開く「妻が椎茸だったころ」。卒業旅行で訪れた温泉宿で出会った奇妙な男「蔵篠猿宿パラサイト」。一人暮らしで亡くなった伯母の家を訪ね...

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◎ 小さいおうち  中島京子

赤い三角屋根の家で美しい奥様と過ごした女中奉公の日々を振り返るタキそして60年以上の時を超えて、語られなかった想いは現代によみがえる・・・ 第143回 直木賞受賞  昭和初期 戦前の古き良き時代が溢れていてレトロ好きには心地よい一冊 ただ 物語としては前半がちょっと辛かった^^;登場人物も ぐぐっと惹きつけられるほど魅力的でもないし~ 時代の描写もいまひとつ臨場感にかける同じ時代なら ...

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Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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