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◎ きのうの空  志水辰夫

見上げた空は果てしなく高かった 都会での華やかな暮らし、想い続けている人の横顔が、ふわり浮かんだだが、この地にしがみつき、一日一日をひたすらに積み重ねなければ、生きてゆけなかったわたしの帰りを家族が待っていた親やきょうだいは、ときに疎ましくときには重く、ただ間違いなく、私をささえていた 名匠が自らを注ぎこみ、磨き続けた十色の珠玉  柴田錬三郎賞受賞作おもしろかったのだけれど 戦後の時代が色濃く...

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◎ 青に候  志水辰夫

神山佐平は、やむなき事情から家中の者を斬り、無断で江戸へ帰ってきたわずか二年前に仕官したばかりだった 主君の死に始まる山代家の騒動はいまだ治まる気配を見せない 殿の愛妾となった幼なじみ、行方をくらました元藩士、朋輩の美しき妹、忍び寄る影   佐平は、己の進むべき道を見つけることができるのか・・・ 若々しい熱気と円熟した情感をたたえた、志水辰夫の新たなる代表作。 前に読んだ“つばく...

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☆ つばくろ越え  志水辰夫

流通機構の拡充に迫られた幕末、飛脚問屋は変り種をあみ出した その名も「通し飛脚」中継抜きで列島を単独横断する韋駄天たち、束ねるは蓬莱屋携える金品の「事情」を一人で背負い続けるその行程は、過ぎゆく土地の心の襞に分け入る道行きだった… 秘密厳守とスピードが売り物、飛脚問屋・蓬莱屋シリーズ開幕 “通し飛脚”の蓬莱屋を舞台に それぞれの仕事に纏わるお話を4編仕事の途中 仙造は親を亡くした巳之吉と出逢う 近在...

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Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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