記事一覧

☆ ふたりぐらし 桜木紫乃

新潮社 (2018/7/31)夫婦になること。夫婦であること。ひとりでも楽しく生きていけるのに、なぜ、ふたりで? その答えが、ここに輝く。夢を追いつづけている元映写技師の夫、信好。母親との確執を解消できないままの看護師の妻、紗弓。一緒にくらすと決めたあの日から、少しずつ幸せに近づいていく。そう信じながら、ふたりは夫婦になった。貧乏なんて、気にしない、と言えれば――。「この空気 好き…」そう思いながら じっくりと噛...

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◎ 無垢の領域  桜木紫乃

新潮社 2013.7.31知らないままでいられたら、気づかないままだったら、どんなに幸福だっただろう――革命児と称される若手図書館長、中途半端な才能に苦悩しながらも半身が不自由な母と同居する書道家と養護教諭の妻。悪意も邪気もない「子どものような」純香がこの街に来た瞬間から、大人たちが心の奥に隠していた「嫉妬」の芽が顔をのぞかせる――。いま最も注目される著者が満を持して放つ、繊細で強烈な本格長篇。桜木志乃さん 素...

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☆ ラブレス  桜木紫乃

新潮社 2011.08馬鹿にしたければ笑えばいい。あたしは、とっても「しあわせ」だった。風呂は週に一度だけ。電気も、ない。酒に溺れる父の暴力による支配。北海道、極貧の、愛のない家。昭和26年。百合江は、奉公先から逃げ出して旅の一座に飛び込む。「歌」が自分の人生を変えてくれると信じて。それが儚い夢であることを知りながら―。他人の価値観では決して計れない、ひとりの女の「幸福な生」。「愛」に裏切られ続けた百合江を...

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◎ ホテルローヤル  桜木紫乃

 集英社 2013年1月湿原を背に建つ北国のラブホテル。訪れる客、経営者の家族、従業員はそれぞれに問題を抱えていた。閉塞感のある日常の中、男と女が心をも裸に互いを求める一瞬。そのかけがえのなさを瑞々しく描く。恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員“シャッターチャンス”、「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻“本日開店”、ラブホテル閉店処理の一日を描いた“えつち屋”、舅との同居で夫と肌を合わせる時間がな...

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にゃ~ご

Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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