記事一覧

◎ 遠い唇  北村薫

KADOKAWA (2016/9/30)小さな謎は、大切なことへの道しるべ―ミステリの巨人が贈る極上の謎解き。小さな謎は、大切なことへの道しるべ。ミステリの巨人が贈る、極上の“謎解き”7篇。■「遠い唇」コーヒーの香りでふと思い出す学生時代。今は亡き、姉のように慕っていた先輩から届いた葉書には、謎めいたアルファベットの羅列があった。■「しりとり」『それぞれに遠い日の、自分がいなくなれば消えてしまう、夢のような記憶』亡き人の暖...

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◎ 冬のオペラ  北村薫

中央公論社 (1993/09)探偵は、犯人を知ろうとするものなのです それが誰であったとしても 名探偵はなるのではない、存在であり意志である 名探偵巫弓彦に出会った姫宮あゆみは、彼の記録者になった。そして猛暑の下町、雨の上野、雪の京都で二人は、哀しくも残酷な三つの事件に遭遇する…。「三角の水」「蘭と韋駄天」「冬のオペラ」の3編なんとも切ない読後感です初期の北村作品らしいちょっと硬質な感じ ただ、「三角の水」の...

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◎ 八月の六日間  北村薫

KADOKAWA/角川書店 (2014/5/29)40歳目前、文芸誌の副編集長をしている“わたし”。ひたむきに仕事をしてきたが、生来の負けず嫌いと不器用さゆえか、心を擦り減らすことも多い。一緒に住んでいた男とは、3年前に別れた。そんな人生の不調が重なったときに、わたしの心を開いてくれるもの―山歩きと出逢った。四季折々の山の美しさ、怖ろしさ。様々な人との一期一会。いくつもの偶然の巡り合いを経て、心は次第にほどけていく。だが少...

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◎ 中野のお父さん  北村薫

 文藝春秋 2015.9.12〈本の達人〉が贈る新名探偵シリーズ体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、出版界に秘められた《日常の謎》!□「応募してませんよ、わたしは」新人賞最終選考に残った候補者からの思いがけない一言は?(夢の風車)□「実は、扱いに困っている手紙がありましてね」ある大物作家に宛てた女性作家の手紙には愛の告白が?(幻の追伸)□「わたしは殺人事件の現場に行き合わせることに...

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◎ 太宰治の辞書  北村薫

新潮社 2015.3.31時を重ねて変わらぬ本への想い……《私》は作家の創作の謎を探り行く――。芥川の「舞踏会」の花火、太宰の「女生徒」の〝ロココ料理〞、朔太郎の詩のおだまきの花……その世界に胸震わす喜び。自分を賭けて読み解いていく醍醐味。作家は何を伝えているのか――。編集者として時を重ねた《私》は、太宰の創作の謎に出会う。《円紫さん》の言葉に導かれ、本を巡る旅は、作家の秘密の探索に――。《私》シリーズ、最新作! 17...

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◎ 朝霧  北村薫

 東京創元社 2004/4/9(1998.4)前作『六の宮の姫君』で着手した卒業論文を書き上げ、巣立ちの時を迎えたヒロインは、出版社の編集者として社会人生活のスタートを切る。新たな抒情詩を奏でていく中で、巡りあわせの妙に打たれ暫し呆然とする「私」。その様子に読み手は、従前の物語に織り込まれてきた糸の緊密さに陶然とする自分自身を見る想いがするだろう。 大学を卒業しみさぎ書房に就職した私の生活が俳句を軸に描...

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☆ 六の宮の姫君  北村薫

 東京創元社 1999/06(1992.4)最終学年を迎えた「私」は卒論のテーマ「芥川龍之介」を掘り下げていく一方、田崎信全集の編集作業に追われる出版社で初めてのアルバイトを経験する。その縁あって、図らずも文壇の長老から芥川の謎めいた言葉を聞くことに。「あれは玉突きだね。…いや、というよりはキャッチボールだ」― 王朝物の短編「六の宮の姫君」に寄せられた言辞を巡って、「私」の探偵が始まった…。 これは ちょ...

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☆ 萩の花  北村薫

 東京創元社 1997/02(1991.2)幼なじみの真理子と利恵を待ち受けていた苛酷な運命――それは文化祭準備中の事故と処理された一女子高生の墜落死だった。真理子は召され、心友を喪った利恵は抜け殻と化したように憔悴していく。ふたりの先輩である〈私〉は、事件の核心に迫ろうとするが……。 生と死を見つめ、春桜亭円紫師匠の誘掖を得て、〈私〉はまた一歩成長する。 この「萩の花」のテーマは母かな? ≪許す≫...

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◎ 夜の蝉  北村薫

 東京創元社 1996/02(1990.1)『空飛ぶ馬』につづいて女子大生の〈私〉と噺家の春桜亭円紫師匠が活躍する。呼吸するように本を読む主人公の「私」を取り巻く女性たち―ふたりの友人、姉―を核に、ふと顔を覗かせた不可思議な事どもの内面にたゆたう論理性をすくいとって見せてくれる錦繍の三編。色あざやかに紡ぎ出された人間模様に綾なす巧妙な伏線が読後の爽快感を誘う。 第四十四回日本推理作家協会賞を受賞し、覆面...

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◎ 空飛ぶ馬  北村薫

 東京創元社 1994/03(1989.3)女子大生と円紫師匠の名コンビここに始まる。爽快な論理展開の妙と心暖まる物語。●収録作品 「織部の霊」「砂糖合戦」「胡桃の中の鳥」「赤頭巾」「空飛ぶ馬」北村薫氏のデビュー作 ずっと読みたかったシリーズです “落語家と女子大生のコンビが主人公”と聞いていたので 赤川さんの三毛猫シリーズのような雰囲気を想像していたのですが いい感じに裏切られましたデビュー作ということ...

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◎ 水に眠る  北村薫

見合い話に苛立ち、後輩の若さがふと眩しい美也子の淡々とした日々に鳴り響く謎の電話。そして一年が過ぎて…「恋愛小説」同僚に連れていかれた店で飲んだ水割りの不思議な味。ある切ない夜、わたしはその水の秘密を知る…「水に眠る」 人の数だけ、愛がある―様々な愛の形を描く短篇集不思議でせつない短編10編・・・ 「恋愛小説」 会社では古参になり、親は見合い話を度々もってくる  そんな美也子のもとにピアノの調...

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Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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