記事一覧

〇 森へ行きましょう  川上弘美

日本経済新聞出版社 (2017/10/11)主人公は1966年ひのえうまの同じ日に生まれた留津とルツ。このパラレルワールドに生きるふたりの女性は、いたかもしれないもうひとりの「自分」。それは読者のあなたのもうひとりの「自分」かもしれませんし、留津とルツの恋人や夫も読者のあなたのもうひとりの「自分」かもしれません。主人公の2人のように「いつかは通る道」を見失った世代の女性たちのゆくてには無数の岐路があり、選択がなされ...

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◯。ニシノユキヒコの恋と冒険  川上弘美

新潮社 2006.7.28ニシノくん、幸彦、西野君、ユキヒコ…。姿よしセックスよし。女には一も二もなく優しく、懲りることを知らない。だけど最後には必ず去られてしまう。とめどないこの世に真実の愛を探してさまよった、男一匹ニシノユキヒコの恋とかなしみの道行きを、交情あった十人の女が思い語る。はてしなくしょうもないニシノの生きようが、切なく胸にせまる、傑作連作集。 ↑はてしなくしょうもないニシノの生きよう… そうかな...

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◎ 東京日記1~4  川上弘美

1.卵一個ぶんのお祝い。…平凡社 (2005/09)「本書は、本当日記です。少なくとも、五分の四くらいは、ほんとうです。ふつうに生活していても、けっこう妙なことが起こるものだなあと、読み返しながら、なつかしく思い出しました。」(あとがきより)2001~2004年2.ほかに踊りを知らない。…平凡社 (2007/11/17)たんたんと、時にでこぼこ、どこかシュールに、日々は流れる…。不思議で可笑しく、ちょびっと切ない。カワカミさんの日...

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◯。なめらかで熱くて甘苦しくて  川上弘美

新潮社 2013.02「aqua(水)」、「terra(土)」、「aer(空気)」、「ignis(火)」、「mundus(世界)」五つの短篇最初から、こんなふうなものだと知っていたような気がする――。ひとを突きうごかす性の力を描くうち、生と死の深淵までおりてゆく、瑞々しく荒々しい作品集。五年にわたって書きつがれた、全五篇。性について書きたかったと川上さんはおっしゃっていたけれど・・・私には性じゃなく人生について描かれているように...

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◎ 天頂より少し下って  川上弘美

 小学館 2011年5月奇妙な味とユーモア、そしてやわらかな幸福感―川上マジックが冴えわたる、極上の恋愛小説全7篇。<収録作品> ☆「一実ちゃんのこと」一実ちゃんは、「私、クローンだから」と言う。父がクローン研究に携わっていて、19年前亡くなった母を想い 母にそっくりの姉の実加ちゃんを「母株」にして一実ちゃんは誕生したらしい。  ☆「ユモレスク」17歳のハナのイイダアユムに対するコイゴコロは見事に破れ...

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◎ 神様  川上弘美

=くまにさそわれて散歩に出る。川原に行くのである―四季おりおりに現れる、不思議な“生き物”たちとのふれあいと別れ。心がぽかぽかとあたたまり、なぜだか少し泣けてくる、うららでせつない九つの物語。デビュー作「神様」収録。ドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞受賞=表題作「神様」の他 梨畑の不思議な生き物のお話「夏休み」亡くなった叔父さんが時々現れて交わす不思議な会話「花野」友人ウテナさんと河童の世界に行く「河童玉...

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◎おめでとう 川上弘美

短編12編 川上ワールド 不思議な世界です 強靭で脆くて繊細でしたたかで・・・ そして彼女独特の言葉の扱い方が 微妙なニュアンスを醸しだす それぞれの物語に川上さんの価値観がすごくよく出ている...

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Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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