記事一覧

〇。ボクはやっと認知症のことがわかった 長谷川和夫

KADOKAWA (2019/12/27)「この本は、これまで何百人、何千人もの患者さんを診てきた専門医であるボクが、また、『痴呆』から『認知症』への呼称変更に関する国の検討委員も務めたボクが、実際に認知症になって、当事者となってわかったことをお伝えしたいと思ってつくりました」――(「はじめに」より抜粋)2017年、「長谷川式スケール」開発者である認知症の権威、長谷川和夫さんは自ら認知症であることを公表しました。その理由はな...

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〇。ひこばえ 上下 重松清

         朝日新聞出版 (2020/3/6)世間が万博に沸き返る1970年、洋一郎が小学校2年生の時に家を出て行った父親の記憶は淡い。郊外の小さな街で一人暮らしを続けたすえに亡くなった父親は、生前に1冊だけの「自分史」をのこそうとしていた。なぜ?誰に向けて?洋一郎は、父親の人生に向き合うことを決意したのだが…。 老人ホームの施設長を務める洋一郎は、入居者たちの生き様を前に、この時代にうまく老いていくことの...

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◎。晴れたら空に骨まいて 川内有緒

ポプラ社 (2016/11/5)愛する人を喪った人々がたどりついたそれぞれの自由な弔いの形とは――。セーヌ川、珊瑚の島、ヒマラヤへの散骨の旅、絶句するようなハプニング、そして新たな出会い。涙と笑いで彩る、「別れ」の先に生きる人々を深くユーモラスに描く爽快ノンフィクション。旅好きだったご主人の骨を世界各地で少しずつ散骨する『地図のない世界旅行』 ミクロネシアの小さな島に夫婦で移住したご主人は海を愛した奥さんの骨を...

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◎ 球道恋々 木内昇

新潮社 (2017/5/31)金なし、地位なし、才能なし―なのに、幸せな男の物語。時は明治39年。業界紙編集長を務める宮本銀平に、母校・一高野球部から突然コーチの依頼が舞い込んだ。万年補欠の俺に何故?と訝しむのもつかの間、後輩を指導するうちに野球熱が再燃し、周囲の渋面と嘲笑をよそに野球狂の作家・押川春浪のティームに所属。そこへ大新聞が「野球害毒論」を唱えだし、銀平たちは憤然と立ち上がる―。明治球児の熱気と人生の喜...

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◎。ツバメ記念日 季節風 春  重松清

文藝春秋 (2008/3/17)古いひな人形が、記憶の中の春とともに、母の面影を思い起こさせる「めぐりびな」、子どもが生まれたばかりの共働きの若い夫婦が直面した葛藤と、その後の日々を鮮やかに描き出した「ツバメ記念日」など、美しい四季と移りゆくひとの心をテーマにした短篇集「季節風」シリーズの春物語。記憶に刻まれた“春”は、何度でも人生をあたためる。憧れ、旅立ち、別れ、幼い日の母の面影――温かい涙あふれる12の春の物語...

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◎ 不穏な眠り 若竹七海

文藝春秋 (2019/12/5)葉村の働く書店で“鉄道ミステリフェア”の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。行方を追ううちに思わぬ展開に「逃げだした時刻表」。相続で引き継いだ家にいつのまにか居座り、死んだ女の知人を捜してほしいという依頼を受ける「不穏な眠り」。満身創痍のタフで不運な女探偵・葉村晶シリーズ。大好きな 葉村晶シリーズ  このシリーズ、どんどん良くなっている淡々とした雰囲気はそのままに い...

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◎ おっぱいエール 本山聖子

光文社 (2020/1/21)橘百花25歳。高校時代の同級生と結婚し、妊活を始めた矢先に乳がん発覚。古賀菜都32歳。老舗造り酒屋の嫁として育児に奮闘する最中に乳がん発覚。田中柚子29歳。花嫁検診で乳がんが見つかり婚約破棄。怒涛の三年が経過。闘病ブログを通して出会った三人は、ひょんなことから金沢を旅することに。若年性乳がんを乗り越えた著者が、女性たちの生きる希望と勇気を描く。三人の若年性乳がんの女性 それぞれの事情を...

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〇。彼女たちの犯罪 横関大

幻冬舎 (2019/10/9)海であがった女性の死体。事件の影には、彼女と彼女と嘘と罠。医者の妻で義理の両親と同居する神野由香里。夫の浮気と、不妊に悩んでいたが、ある日失踪、海で遺体として発見される。自殺なのか、他殺なのか。原因は浮気なのか、犯人は夫なのか。一方、結婚願望の強い日村繭美は、"どうしても会いたくなかった男“に再会。しかし繭美は、その男と付き合い始めることになりーー。ラストのラストまでドンデン返しに...

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〇。ドミノ 恩田陸

角川書店 (2001/7/27)一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。老人の句会仲間の警察OBたち。真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそれぞれに、何かが起こる瞬間を待っていた。迫りくるタイムリミット、もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れて...

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〇。浮世の画家 カズオイシグロ 訳:飛田 茂雄

中央公論社 (1988/02)戦時中、日本精神を鼓舞する作風で名をなした画家の小野。多くの弟子に囲まれ、大いに尊敬を集める地位にあったが、終戦を迎えたとたん周囲の目は冷たくなった。弟子や義理の息子からはそしりを受け、末娘の縁談は進まない。小野は引退し、屋敷に籠りがちに。自分の画業のせいなのか…。老画家は過去を回想しながら、自らが貫いてきた信念と新しい価値観のはざまに揺れるー(-ω-;)ウーン 評価が難しい 原文で読...

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◎。ドミノin上海 恩田陸

KADOKAWA (2020/2/4)イグアナが料理されれば盗賊団が上海に押し寄せ、そこに無双の甘党が上陸。風水師が二色に塗り分けられ、ホラー映画の巨匠がむせび泣くと秘宝『蝙蝠』の争奪戦が始まった!革ジャンの美青年がカプチーノをオーダー、一瞬で10万ドルが吹き飛んだら、上海猛牛号で渋滞をすりぬけ、まぁとにかく寿司喰寧。歯が命のイケメン警察署長が独走し、青年が霊感に覚醒したとき、パンダが街を蹂躙する!張り巡らされた魔術に...

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