記事一覧

◎ 水鏡推理4 アノマリー 松岡圭祐

講談社 (2016/10/13)気象庁と民間気象会社の予報の食い違いから、少女集団遭難という前代未聞の悲劇が発生する。天候が急変した山中に少女と共に失踪した官僚は、同僚の水鏡瑞希に謎の書類を預けていた。新進の民間気象会社の驚異的な予報的中率のからくりとは? 人命さえ軽んじる霞が関の巨悪に、文科省ヒラ職員が立ち向かう!〈アノマリーとは?〉法則や理論と比較して説明不可能な事象。ストーリーそのものは今迄と同じでちょっと...

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◎ 阿弥陀堂だより 南木佳士

文藝春秋 (1995/06)作家としての行き詰まりを感じていた孝夫は、医者である妻・美智子が心の病を得たのを機に、故郷の信州へ戻ることにした。山里の美しい村でふたりが出会ったのは、村人の霊を祀る「阿弥陀堂」に暮らす老婆、難病とたたかいながら明るく生きる娘 小百合。静かな時の流れと豊かな自然のなかでふたりが見つけたものとは…。 医師の妻が流産をきっかけに心の病に陥り 癒しを求めて故郷へ 書けないでいる作家の...

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☆ 茗荷谷の猫 木内昇

平凡社 (2008/9/6)新種の桜造りに心傾ける植木職人「染井の桜」、世にも稀なる効能を持つ黒焼を生み出さんとする若者の呻吟「黒焼道話」、茗荷谷の一軒家で絵を描きあぐねる文枝。庭の物置には猫の親子が棲みついた摩訶不思議な表題作「茗荷谷の猫」、内田百閒の魔力に呑まれそうになる地方出身者「仲之町の大入道」、乱歩に惹かれ、世間から逃れ続ける高等遊民「隠れる」、開戦前の浅草で新しい映画を夢みる青年「庄助さん」、復...

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◎。荒城に白百合ありて 須賀しのぶ

KADOKAWA (2019/11/21)薩摩藩士の岡元伊織は昌平坂学問所で学ぶ俊才であったが、攘夷に沸く学友のように新たな世への期待を抱ききれずにいた。そんな中、伊織は安政の大地震の際に、燃え盛る江戸の町をひとりさまよい歩く、美しい少女を見つけた。あやかしのような彼女は訊いた。「このくには、終わるの?」と。伊織は悟った。「彼女は自分と同じこの世に馴染めぬいきものである」と。それが、伊織の運命を揺るがす青垣鏡子という女...

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〇 アミ 3度目の約束 エンリケ・バリオス 訳:石原彰二

徳間書店 (2000/12/1)  いよいよクライマックスを迎えた宇宙人アミ・シリーズ。第2巻で異星から来た自分の「双子の魂」ビンカに出会った地球の少年ペドゥリートは、もう彼女なしでは生きられない、彼女と共に地球で暮らしたい、と願うようになる。そして宇宙人アミとビンカと共に、ビンカの両親に会いに行くのだが…。 前2巻と比べて、仲間の救出劇など、ハラハラ、ドキドキの立ち回りが多く、読者は一気に急展開していく...

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△ もどってきたアミ エンリケ・バリオス 訳:石原彰二

徳間書店 (2000/11)アミとの宇宙旅行体験を『アミ 小さな宇宙人』として出版したペドゥリート。アミは本を出せばまた迎えに来てくれると言った。ようやくもどってきたアミ。しかし、円盤の中には異星の少女ビンカが同乗していた。アミと訪れた宇宙母船の中で、"地球救済計画"の司令官から大切なメッセージを託された少年ペドゥリートと少女ビンカ。二人が本来の"自分の使命"と"魂の由来"に気づかされた時、アミは真実の姿を現わし...

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△ アミ 小さな宇宙人 エンリケ・バリオス 訳:石原彰二

徳間書店; 新装改訂版 (2000/12/1)すてきなほほ笑みと子どものような愛らしさをたたえた宇宙人アミが、地球の少年ペドゥリートを宇宙の「理想郷」に案内してくれるというお話。 南米チリに生れ、世界各地を旅してきた著者が、人類普遍の「愛」の哲学を平易な言葉で語る、メッセージ性の強い作品。童話の体裁をとっており、「理想郷」の描写も童心にあふれた楽しいもの。 著者にとっての「理想郷」を真正面から描いている部分に、違...

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◎。冬雷 遠田潤子

東京創元社 (2017/4/28)大阪で鷹匠として働く夏目代助。ある日彼の元に訃報が届く。12年前に行方不明になった幼い義弟・翔一郎が、遺体で発見されたと。孤児だった代助は、日本海沿いの魚ノ宮町の名家・千田家の跡継ぎとして引き取られた。初めての家族や、千田家と共に町を守る鷹櫛神社の巫女・真琴という恋人ができ、幸せに暮らしていた。しかし義弟の失踪が原因で、家族に拒絶され、真琴と引き裂かれ、町を出て行くことになった...

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◎。平成くん、さようなら 古市憲寿

文藝春秋 (2018/11/9)平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、現代的な生活を送る「平成くん」は合理的でクール、性的な接触を好まない。だがある日突然、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人の愛に告げる。愛はそれを受け入れられないまま、二人は日常の営みを通して、いまの時代に生きていること、死ぬことの意味を問い直していく。なぜ平成くんは死にたいと思ったのか。そして、時代の終わりと共に、平成くんが出...

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◎ 水鏡推理3 パレイドリア・フェイス 松岡圭祐

講談社 (2016/6/14)大地震の後、山中に出現した巨大な土の塊。人の顔そっくりの隆起は「人面塚」と名付けられ、マスコミが貧村に殺到する。その隣村では地球のN極S極が逆転する現象の新たな証拠が見つかる。立て続けに発見された地球の成り立ちの常識を変える二大現象に、文科省タスクフォースのヒラ事務官・水鏡瑞希が挑む。段々評価が上がっております …が 当初感じた違和感は持続中(笑)でも その部分とは別に確かに面白くはな...

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〇。水鏡推理2 インパクトファクター 松岡圭祐

講談社 (2016/2/12)小生意気だが天才的ひらめきを持つ文科省・不正研究調査チームの水鏡瑞希。ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した研究班リーダーの如月智美は瑞希の幼なじみだった。勃発する実験ノート窃盗と捏造疑惑。智美に降りかかる災いの真相とは?官僚を押しのけ霞が関を揺るがすヒラ職員の下克上ミステリ。前回は複数の事件を描いていたが今回は長編だったこともあって だいぶ落ち着いた展開になっている何より良かった...

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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